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【トリノ日記一覧】
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■編集部員Tt・Iの2006トリノ五輪取材日記 VOL.7
 
イタリア・トリノより (2006/02/18)
日本チームの先陣を切って佐々木明選手登場!
2月18日 男子スーパーG


 男子スーパーGが予定されていた18日ですが、前日からのスケジュール変更を引きずって、男子スーパーGの開催後、午後の2時から女子コンビネーションのダウンヒルを行なうという変則的な開催になりました。選手にとってもスケジュールの変更は大変ですが、報道陣もおおわらわ。男子高速系はセストリエール、女子高速系はサンシカーリオと会場も異なるので、競技が終了しだい移動しなければいけないという、大忙しの一日になりそうでした。

 しかし、ふたを開けてみると男子スーパーGも天候で順調に消化できません。まずスタートが遅れますが、降雪も弱まり何とか1時間遅れでレースがスタート。しかし、徐々にコースに雪が降り積もっていく状態。選手のタイムもまったく伸びず、公平なレースが行なえないと判断され、レースが途中でストップ。1時30分まで天候の回復を待つことになりました。しかし、天候は回復せずさらに1時間待機が決定。レース開催は無理かと諦め始めたとき、急に晴れ間が差し込み、今までの天候が嘘のように青空が広がりました。山の天気はわかりません。結局、3時間45分遅れの2時45分から、1番スタートからレースがやり直されることになりました。多くのカメラマンやスタッフが5時間もの間、降雪のなか、コースで待機していたそうです。

 リスタートされたレースで優勝したのはチェティル・アンドレ・オーモッ ト (ノルウェー)。4個目の金メダル、8個目のオリンピック・メダルを獲得して、相変わらずのメダルコレクターぶりを発揮しました。今季もワールドカップではけっして上位に絡んでくる成績を残していたわけではないのですが、ダウンヒルで4位、そしてスーパーGでメダル獲得。彼のビッグイベントでの強さは神がかっています。腹まわりの肉づきも年々豊かになっていく彼の姿は、まさに "中年" レーサーの希望の光でしょう。男子SGのリザルトはこちら≫

 ちなみに遅延の影響で女子コンビネーションのダウンヒルには行けませんでしたが、こちらもヤニツァ・コステリッチが、ソルトレイクでの4つのメダルコレクションに新たな金メダルを追加しました。ダウンヒルは体調不良でスタートしませんでしたが、しっかりとこのコンビに照準を合わせ、みごとに金メダルを奪取しました。女子CBのリザルトはこちら≫

 またこの日、いよいよ日本チームが現地入りしました。といってもまだGSレースに出場する佐々木明選手と吉岡大輔選手の2名だけですが、選手村のなかで記者会見も行なわれるなど、セストリエールも日本の報道陣でにわかに活気づいてきました。本人も強調していたように、ワールドカップの中断からしっかりとトレーニングを行なうことができ、心身ともに充実している様子がうかがえました。絶好調とのことなので、期待しましょう!

間断なく続く降雪と、コース上部の視界不良、さらに降り積もる雪によって選手のスキー板がとられてしまうという悪条件が重なり、レースは17番スタートまで進んだところでストップ。再開は不可能かと思われました
間断なく続く降雪と、コース上部の視界不良、さらに降り積もる雪によって選手のスキー板がとられてしまうという悪条件が重なり、レースは17番スタートまで進んだところでストップ。再開は不可能かと思われました


オリンピック中継のアルペンスキー種目の解説を務める木村公宣さん
オリンピック中継のアルペンスキー種目の解説を務める木村公宣さんを発見。初めて選手としてではなく訪れるオリンピックの舞台に何を感じているのでしょうか。男子高速系のレースは千葉信哉さん、技術系は木村さん、女子は川端絵美さんが解説を担当しています
ところが一転、青空が広がる快晴に。コースにはピステン (圧雪車) も入って、絶好のコンディションでレースを行なうことができました
ところが一転、青空が広がる快晴に。コースにはピステン (圧雪車) も入って、絶好のコンディションでレースを行なうことができました


選手村で記者会見を行なう佐々木明選手。本人の言葉どおり、心身ともに充実した様子が、その明るい表情からもうかがえました
選手村で記者会見を行なう佐々木明選手。本人の言葉どおり、心身ともに充実した様子が、その明るい表情からもうかがえました



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