■編集部員Tt・Iの2006トリノ五輪取材日記 VOL.4
イタリア・トリノより (2006/02/13)
純ダウンヒラーA・デネリアが金! 男子ダウンヒル
昨日
(12日、現地時間) はアルペンスキー競技の口火を切って、男子ダウンヒル本戦が行なわれました。これをもっていよいよアルペンスキーも、本格的にスタートします。それにしても、やはりヨーロッパでのアルペンスキーの人気はすごいものがあります。会場はほぼ満員御礼。さまざまな国から各選手の応援団が駆けつけ、それぞれが負けじと大声援を送ります。前日に行なわれたフリースタイル・モーグルと比較すると、観客数の多さも、その違いもよくわかります。エアの華麗さに挙がる嬌声など、どこかショー的な声援
(?) が多いモーグルに比べて、アルペンスキーは一心不乱にひいきの選手を応援したり、アルペンスキーというスポーツを純粋に楽しんでいる観客が多かったように思います。個人的な見解ですが、ヨーロッパの文化のなかで育まれたアルペンスキーと、アメリカ文化のなかで生まれたフリースタイルスキーの違い、といったところでしょうか。
さて、優勝したのはアントワーヌ・デネリア。大きな体格を存分に活かして滑り落ちる、といった表現がぴったりの、フランスの純ダウンヒラーです。ヘルマン・マイヤー
(オーストリア)、ボーディ・ミラー (アメリカ) といった強豪がメダルに届かないなか、ミヒャエル・ヴァルヒホッファー (オーストリア) の優勝が決まったかなと思った矢先の、ゼッケン30番からの逆転優勝でした。区間タイムをどんどん塗り替えていくたびに、フランスからの応援団を中心に大きな歓声が上がり、圧倒的なタイム差でゴールした瞬間、ゴールエリアはその日一番の盛り上がりとなりました。約1年前に大ケガをしてのオリンピックでの勝利。喜びもひとしおだったようです。
さて、今日13日はスノーボード以外のスキー競技はお休み (スノーボードもなぜか、スキー競技の一種目なのです)。明日は男子コンビネーションです。午前中のダウンヒルからナイタースラロームまで。長い一日となりそうです。男子DHリザルトはこちら≫
|