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サプリメント基礎講座

サプリメント
イラスト:前田達彦

 タンパク質  糖質・脂質
 ビタミン・ミネラル  その他の栄養素=食物繊維
 まとめ  


2時間目■糖質・脂質

エネルギー=糖質&脂質

  身体を動かすには、糖質や脂質をエネルギーとなる栄養素として使います。オフトレ―ニングを行なうにあたり、このエネルギーがなければ身体が効果的に動かずに集中力も欠き、トレーニングを効率良く行なえません。よって、エネルギーをしっかりと摂取してトレーニングに励んでください。

糖 質
イラスト スキーのためのオフトレーニングでとくに必要とするエネルギー源は糖質です。
糖質は、単糖類、ニ糖類、多糖類に分けられ、多糖類を多く摂取することが重要です。多糖類は普段の食事の米などで充分に摂取できますが、消化に時間がかかってしまいます。そこで、注目されるのが 「デキストリン」。吸収されやすい栄養素で、エネルギーサプリメントに多く用いられています。成分表に 「デキストリン」 と記載があれば、身体に吸収されるまでの時間が短い、多糖類のエネルギーサプリメントです。

  また、サプリメントで単純にエネルギーを摂取するためには、商品の裏面成分表のエネルギーや熱量の欄を見て、キロカロリーで把握します。通常、一商品で100〜400カロリーのエネルギーとなっています。もちろん、カロリーが高いほうがエネルギーとして有効に働きますが、単糖類やニ糖類の砂糖、果糖、ブドウ糖などの含有が多い商品は、摂取後しばらくはエネルギーとして活用されるものの、1時間程度経過すると逆に血糖値が下がって体力がなくなってしまうので注意が必要です。そのためには、成分表などの記載に目を凝らすことも重要ですが、単に甘いものを摂取するのも要注意です。

いつ摂取するか
  デキストリンは、トレーニング直前やトレーニング中のエネルギー補給に有効に活用できます。 その他のエネルギーサプリメントは、トレーニング時に胃に負担がかからない程度の量を取るようにします。また、そのサプリメント形状もポイントです。ドリンク、ゼリー状、バー状の順に胃に負担がかからないので、身体を動かし始める時間に近いほど、ドリンク、つまり液体のものにしていくようにしてください。単糖類、ニ糖類系の甘いものは、トレーニング前の摂取は控えたほうが良いです。

  トレーニング直後は身体のエネルギーが無くなっているので、単純にカロリーの多いサプリメントを内容成分などを考慮せずに摂取することも必要になります。


脂 質
イラスト 脂質は大きなエネルギー源ではありますが、サプリメントで摂取する必要はなく、身体の脂肪である体脂肪をエネルギーとして使用します。糖質はグリコーゲンとして体内に貯蓄されてエネルギーとなりますが、貯蓄させる量に限界があります。体脂肪は体内グリコーゲンの30倍のエネルギー貯蔵量があります。トレーニング時間が長いときなどはとくに体脂肪を有効にエネルギーにする必要があります。また、体脂肪を利用するということは、効果的な減量にも結びつきます。

  そこで体脂肪を効率良く利用させるサプリメントを活用します。それは、スズメバチの成虫が幼虫から受け取る栄養素成分を応用しているドリンク状のものです。

いつ摂取するか
  トレーニング30分程度前に摂取します。注意点としては、摂取してから前後30分の間に、プロテインやアミノ酸系の栄養素を摂取しないようにすること。摂取してしまうと、サプリメントが有効に活かされなくなってしまいます。

  余談として、「カフェイン」 も体脂肪を効率良く利用させます。トレーニングの30分前ぐらいにコーヒーをブラックで飲むことで、そのような働きが出ます。しかし、胃が弱い方は、胃が荒れてしまうことも考えられますので注意してください。


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