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インラインスケートFUNトレーニング
ゆきだるま
イラスト:前田達彦

目次 1■これだけは確実に身につけておこう! 2■サーキット・トレーニング
3■シャトル・スケーティング 4■推進滑走
5■スケーティング・ディスタンス 6■ジャンプスピン
7■スキートレーニング  



2.サーキット・トレーニング
■ ショートダッシュ
イメージ図 ダッシュによって瞬発力を高めます。スキーとはまた違った筋群をトレーニングすることで、バランスの良い体力を身につけましょう。ここでは、自分の体力に合わせて、30m〜50mの間でトップスピードに乗るように、力強くスケーティングしていってください。すばやいストロークを心がけ、つねに加速するようなスケーティングにするとトレーニング効果は増します。
■ ロングダッシュ

 スピードを維持する大腿部のパワーをつけるトレーニングになります。腕の振りを大きく使って、斜め前方へ膝を振り出すようにスケーティングしましょう。トップスピードを維持しながら、レベルに合わせて60m〜100mをダッシュしてください。ロングダッシュになると、トップスピードになってからの滑走距離が長くなるので、長く大きなストロークのスケーティングを心がける必要があります。

イメージ図
イメージ図

イメージ画像 イメージ画像 pointlesson

 ダッシュのときに、スケートを蹴り出す方向でスピードの出方が変わります。スケートは、走るように後ろに蹴り出しても前に進みません。スケートを横方向へ蹴り出すことで前へ進むのです。下の写真のように、後ろへ蹴っても空振りしてしまうだけです。上の写真のように、低い姿勢のまま、横へのキックをすばやく繰り返しましょう。腕も大きく振って、どんどん加速するようなスケーティングを身につけられれば、トレーニング効果を高められます。
× イメージ画像 イメージ画像
*体力レベルにあわせたトレーニングの目安
  レベルA レベルB レベルC  
ショート

50m

40m 30m ×3セット
ロング

100m

80m 60m ×3セット


■ パイロンスラローム

 これは瞬発力のトレーニングになります。よりすばやく身体を動かしたり、調整力を高めるためにパイロンの間隔をできるだけ狭くしてください。パイロンの間隔は1m以内を基準に、自分のできる範囲で間隔を設定してみましょう。上級者は、間隔を狭くしてトレーニングします。膝の速い切りかえでパイロンをクリアするようにしてください。ある程度狭い間隔になってきたら、さらに滑走スピードを速くすることで難易度を増すことができます。

イメージ図

*体力レベルにあわせたトレーニングの目安
レベルA レベルB レベルC  

1回

1回 1回 ×3セット


■ 腹筋
●タイプA
 ここからはスケートの重みを利用して、筋力トレーニングを行なうメニューになります。インラインスケートは片方だけで約1〜2kgあります。その重みを感じながら、各筋群を鍛えるわけです。地面に腰掛けて、脚を伸ばした状態で身体の後ろで支えます。軽く膝を曲げた状態で足を持ち上げてそのままキープしてください。
イメージ画像A
イメージ画像B1 イメージ画像B2 ●タイプB
 ベンチの縁の部分に座り、後ろで身体を支えます。膝を90度に曲げ、胸に引き寄せた状態から始め、脚を伸ばして水平にします。このとき膝が伸ばしきらないように注意してください。そこからまた元の状態に戻すという動きを繰り返します。なお、ここではベンチを利用していますが、段差などでもかまいません。
●タイプC
 ベンチに仰向けに寝ます。このとき臀部がベンチの縁にかかるようにします。腕で身体を支え、脚を曲げた状態から始めます。そこからゆっくりと脚が水平になるまで伸ばし、また元に戻します。このとき、ベンチよりも足が下がると腰を痛めてしまうので、水平になるところで止めるように気をつけましょう。
イメージ画像C1 イメージ画像C2
*体力レベルにあわせたトレーニングの目安
  レベルA レベルB レベルC  
タイプA

45秒

30秒 20秒 ×3セット
タイプB 30回 20回 15回 ×3セット
タイプC

20回

15回 10回 ×3セット


■ 背筋
●タイプA
股関節がベンチの縁にあたるようにうつ伏せになります。ベンチを握り身体を支えてください。脚は、写真のように股関節、膝を90度に曲げておきます。その状態から、スケートを遠くに送り出すように、脚をまっすぐ伸ばします。身体がまっすぐ水平になったところで止め、また元に戻すという動きをゆっくりと繰り返します
イメージ画像A1 イメージ画像A2
イメージ画像B1 イメージ画像B2 ●タイプB
インラインスケートの重みを利用した、背部の筋力トレーニングです。四つんばいの状態からはじめ、片方の腕とそれと対角の脚を、同時に伸ばします。まっすぐ水平になるまで伸ばしたら戻します。これを交互に繰り返します。腕と脚を伸ばしたとき、上に挙げすぎると腰を痛める原因になるので、水平になるところで止めるようにしてください
point lesson

 脚を伸ばすとき、上に持ち上げすぎて背中や腰を反らしてしまうと、腰を痛める原因になります。身体が水平になるところで止めておくようにしてください。
イメージ画像
*体力レベルにあわせたトレーニングの目安
  レベルA レベルB レベルC  
タイプA

30回

20回 15回 ×3セット
タイプB

20回

15回 10回 ×3セット


■ 腕立て伏せ
●タイプA
普通の腕立て伏せと同じ動作になりますが、インラインスケートを履いているため、スケートの前輪で支えることになります。正確に動作しないと、ホイールがまわってしまうため、足場が不安定でバランスを保つことがむずかしくなります。したがって、負荷も普段よりも多くかかることになります
イメージ画像A1 イメージ画像A2
イメージ画像B1 イメージ画像B2 ●タイプB
筋力に自信のない人は、膝を地面につけて行なってください。膝をつくことで、腕で支える分の重みが半減するので、負荷が軽くなります。そのほかの要領は、普通の腕立て伏せと同じです。なお、両手の幅を変えることによって、鍛えられる筋肉が変わるので、自分の鍛えたい個所に合わせて幅を決めてください
point lesson

腕立て伏せのときも、腰を反らせると腰痛の原因になります。背中をまっすぐした状態で行なってください
イメージ画像
*体力レベルにあわせたトレーニングの目安
  レベルA レベルB レベルC  
タイプA

50回

30回 15回 ×3セット
タイプB

50回

30回 15回 ×3セット


■ ライイングステップ

 これは、上半身全体の筋力トレーニングになります。腕立て伏せと同じ状態から始めます。その状態から片膝を曲げて、腿を引き上げて胸と近づくようにします。そして、その脚を元に戻すとき片方の脚を入れ替えるように、曲げ伸ばしを交互に繰り返します。腕だけでなく、腹筋や背筋が緊張するので上半身全体のトレーニングになるわけです。

イメージ画像1 イメージ画像2 イメージ画像3
イメージ画像4 イメージ画像5 イメージ画像6
*体力レベルにあわせたトレーニングの目安
レベルA レベルB レベルC  

50回

30回 20回 ×3セット


■ バックワードスケーティング

 後ろ向きにスケーティングをすることで普段使わない筋群を使い、さらにバランスを高めるトレーニングになります。顔を振り向かせ(左右好きなほう)、肩から後ろを覗き込むようにします。スケートを交互に横に押し出しながら、スケートを滑らせます。左右の蹴りの力を均等にしてまっすぐ滑るように心がけましょう。蛇行したりするのは、左右の蹴りのバランスが悪いということです。

イメージ画像1 イメージ画像2 イメージ画像3 イメージ画像4 イメージ画像5
*体力レベルにあわせたトレーニングの目安
レベルA レベルB レベルC  

50m

40m 30m ×3セット


■ 連続ジャンプ

 さらにバランス能力を高めるために、パイロンを置いて連続ジャンプを行ないます。パイロンを10個置いて、次々にこれを飛び越えていきますが、ジャンプするときと着地するときにバランスを崩さないようにしましょう。リズミカルに連続してジャンプと着地を繰り返すことで、状況変化に対応できるバランス能力が身につきます。

イメージ図

*体力レベルにあわせたトレーニングの目安
レベルA レベルB レベルC  

1m以内

1.5m 2m ×3セット


www.skichannel.ne.jp
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