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 ・大会要項
 ・コースプロフィール

 

 ・第38回技術選
 ・第39回技術選

 
本日の写真・結果・インタビュー 写真 インタビュー インタビュー  3月8日 午前9時 決勝
 ・大まわり(総合斜面・フリー)ウスバゲレンデ
 ・小まわり(急斜面・整地・フリー)白馬ジャンプ競技場
       午後5時 閉会式
    
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★★総合優勝★★
  (選手名をクリックすると滑りが動画でご覧になれます)

  

 ・男子 1位.柏木義之(2,802pt)  2位.山田卓也(2,784pt)  3位.佐藤久哉(2,779pt)  
 ・女子 1位.嶺村聖佳(2,725pt)  2位.中田良子(2,695pt)  3位.本間綾美(2,687pt)
 
大まわり(
総合斜面・フリー
男子 1位.佐藤久哉(287pt)   2位.柏木義之(284pt)   3位.伊東秀朗、水落亮太(283pt)
女子 1位.嶺村聖佳(279pt)   2位、佐伯幸、切久保深雪、中田良子(275pt)   3位.中澤美樹(273pt)
小まわり(急斜面・整地・フリー
男子 1位.山田卓也(285pt)   2位.水落亮太(283pt)   3位.柏木義之、佐藤秀明(282pt)
女子 1位.嶺村聖佳(278pt)   2位.中田良子(276pt)   3位.佐伯幸、本間綾美(272pt)

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決勝の公式結果はこちらから>>男子結果 女子結果(PDFファイルです)

   3月8日。2003年技術選もついに最終日を迎えました。前日までの点数差から見て柏木選手の優勝はほぼ確実という状態。柏木選手の戦いぶりはもちろん、多くの人々にとって興味の対象でしたが、やはり今日の見どころは2位争いにあったと言えるでしょう。誰がもっとも柏木選手に近づけるのか、山田卓也選手、佐藤久哉選手、宮下征樹選手をはじめとした多くの選手たちが2位の座をねらい熱い戦いを繰り広げました。一方、女子戦線は、昨年度の覇者、嶺村聖佳選手が2位以下に24pt差をつけ、独走態勢に入っていました。こちらも男子同様2位争いが見どころであったと言えるでしょう。

 決勝1種目目は、ウスバで行なわれた 「大まわり・総合斜面」 。バーン内には4つの大きなウェーブがあり、スピードに乗った切れのある滑りのなかで、ウェーブをいかにこなすか、あるいはウェーブを滑り全体の演出にどこまで効果的に活かすことができるかといおう点が評価の明暗につながったように思われます。この種目でトップをとったのは今大会最高ポイント、287ptをたたき出した佐藤選手。スピードに乗ったなかで、ウェーブの処理も、まるでそこにウェーブがないように感じさせるほどスムースに行ない、非常に完成度の高い滑りを披露してくれました。柏木選手も非常に切れのある滑りで種目2位となりましたが、その得点差は3pt。佐藤選手の滑りがいかに高いレベルのものであったかがわかります。この種目で目を引いたのは今大会で頭角を現わしてきた若手選手のひとり、水落亮太選手。アグレッシブかつ安定した滑りで283ptの高得点を獲得し、種目3位の成績を残しました。また、伊東秀朗選手も高速種目に対する強さを発揮し、同点の3位を獲得。2位争いの中核にいる山田卓也選手、宮下征樹選手はともに282ptの5位に落ち着き、戦いの行方はジャンプ台決戦に持ち込まれました。

 女子は、嶺村選手が279ptという男子選手に並ぶほどの高得点を獲得して種目トップとなり、2位以下との差をさらに広げました。2位には中田良子。3位には本間綾美、佐伯幸、切久保深雪の3選手が並び、順位の変動はなされませんでした。

 1時間のインターバルを挟んで、ついに最終種目のジャンプ台での 「小まわり・急斜面。整地・フリー」 が行なわれます。例年、その斜度とジャンプ台特有の雪の付き方に起因するコースの荒れに滑りが破綻してしまう選手が多く見られる種目ですが、この日は前日からの降雪の影響もあって比較的滑りやすい状況となっていました。例年どおり多くの観客がジャンプ台に集まり、ゲストに荻原健司、次晴兄弟や歌手の細川たかしさんが訪れるなど、決勝バーンの雰囲気は異様なまでの熱気と興奮に包まれていました。基礎スキーが観るスポーツとしての熟成度を高めたてきたことを、ここに感じることができました。このような熱気の中で、滑りやすい斜面状況もあわせて選手たちはみな一様に最後の種目を楽しむように滑っていたことが印象的でした。

 この種目で、トップをとったのは山田卓也選手。ジャンプ台の急斜面に合わせてスピードをコントロールしながらも、うまく切れの良さ見せ、きれいな弧を描いたその滑りは、文句なしにトップの滑りであったと言えるでしょう。そして2位をとったのは、大まわりでも光る滑りを見せた水落亮太選手。この日、水落選手は2種目とも種目トップの選手に迫るすばらしい滑りを披露しました。今後、基礎スキーシーンでの活躍が期待できる若手選手の登場と言えるでしょう。柏木選手は、昨年苦渋を飲んだこの斜面を、落ち着いて、かつアグレッシブな滑りで克服して種目3位を獲得し、最後まで後続を寄せ付けないまま、最後の種目を終えました。また、柏木選手に並ぶ3位をとった佐藤秀明選手の滑りもすばらしいものでした。

 女子も最後まで嶺村選手の独走が続きました。この種目でも嶺村選手は男子選手に迫る278ptを獲得し、ダントツのトップ。その滑りの完成度には、これから嶺村選手の時代がしばらく続くのではないかという予感さえ抱かされました。そして2位にはカービング要素とスキッディング要素をうまく融合させ、落差を大きくとった一見男性選手を思わせるパワフルな滑りを披露した中田良子選手。3位には本間綾美選手、佐伯選手が並びました。

 男子総合優勝は柏木選手。女子総合優勝は嶺村選手。この日、波乱は起こりませんでしたが、それでも実に見応えのある決勝2種目だったと言えるでしょう。若手選手とベテラン選手のせめぎあい、そして我満嘉治選手をはじめとした技術選をこれまで支えてきたベテラン選手たちの引退など、今年の技術選でもさまざまなドラマが繰り広げられました。

 今大会のレポート、駆使された新技術、そして参加選手たちの素顔などの技術選特集は、今月25日発売の 「月刊スキージャーナル5月号」 から始まります。ご期待ください。
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