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 ・大会要項
 ・コースプロフィール

 

 ・第38回技術選
 ・第39回技術選

 
本日の写真・結果・インタビュー 写真 インタビュー インタビュー リザルト インタビュー  3月7日 準決勝
 ・総合滑降(総合斜面)ウスバゲレンデ
 ・小まわり(中斜面・整地・種目規制名木山第2センター     
  
 ・小まわり(急斜面・不整地・フリー名木山大壁
 ・大まわり(中斜面・整地・カービング名木山第2センター 
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 ★本日の上位ベスト3
 (選手名をクリックすると滑りが動画でご覧になれます)
 
 ※天候不良のため、映像に多少の乱れがあります。ご了承ください。
 

総合滑降(総合斜面
男子 1位.柏木義之、山田卓也、宮下征樹(280pt)  2位.藤井守之、伊東秀朗、石黒孝幸(276pt)   3位.我満嘉治、竹節一夫、佐藤久哉(275pt)
女子 1位.嶺村聖佳、中田良子(273pt) 2位.本間綾美、三星佳代(272pt)  3位.切久保深雪、池田麻里、佐藤麻希(270pt)

小まわり(中斜面・整地・種目規制
男子  1位.柏木義之(280pt)  2位.竹田征吾藤井守之(279pt)  3位.山田卓也佐藤久哉(278pt)
女子  1位.嶺村聖佳(271pt)  2位.池田麻里(268pt)  3位.斉藤有砂(267pt)

小まわり(急斜面・不整地・フリー
男子  1位.宮下征樹粟野利信(281pt)  2位.山田卓也星和弘、片山秀斗、能登恒、松田富士人(280pt)  3位.井山敬介(279pt)  
女子  1位.本間綾美(276pt)  2位.嶺村聖佳(271pt)  3位.中田良子、切久保深雪(270pt)

大まわり(中斜面・整地・カービング
男子  1位.柏木義之佐藤久哉(281pt)  2位.山田卓也竹田征吾(279pt)  3位.藤井守之(277pt)
女子  1位.嶺村聖佳(271pt)  2位.中田良子(270pt)  3位.池田麻里(269pt)
 

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※準決勝の公式結果はこちらから>>男子結果 女子結果(PDFファイルです)
   3月7日の白馬八方尾根スキー場は、昨夜から降り続いた激しい雪の影響を受け、予定されていた準決勝競技の進行を、予定とは大幅に変えて行なわざるを得ない状況になりました。当初、競技バーンとして予定されていた黒菱ゲレンデと兎平ゲレンデでの競技は全て中止。競技進行自体も大きく入れ替えられ、午前中に 「小まわり・中斜面・整地・規制(カービング)」 を名木山第2センターゲレンデで、 「総合滑降・総合斜面」 をウスバゲレンデで行ない、午後に名木山第2センターゲレンデで「大まわり・中斜面・整地・規制(カービング)」 と名木山大壁で「小まわり・急斜面・不整地・フリー」 が行なわれることになりました。また、選手の滑りを評価するジャッジマンの顔ぶれも、当初の計画通り昨年から組織されたイグザミナー・メンバーのなかで入れ替わり、予選競技とは基本的に異なるメンバーがジャッジメントに当たることになりました。これらの要因が、準決勝競技の最大の注目ポイントとなる総合優勝争いの行方に、どのような作用を及ぼしたのか。男女の上位選手の戦いぶりを中心に振り返っていきましょう。

 男子戦線では、予選4種目を終えた段階で同点2位の山田卓也選手と佐藤久哉選手に18ptという大差をつけてトップに立った柏木義之選手が、その差を確実にキープするのか。それとも柏木選手の背後を脅かす選手が現われるのか、そして、予選で大きく躍進してきた選手たちが、そのポジションをキープあるいはさらに伸ばし、新たな技術選の顔として定着するのかが注目の的でした。

 準決勝の午前の種目となった 「小まわり・カービング規制」と「総合滑降・総合斜面」 の2種目で、柏木選手は、ともに280ptという高得点をマークして種目1位をマーク。彼を追う山田選手が得意のウスバでの 「総合滑降・総合斜面」で280ptで同点1位に並びますが、 「小まわり・カービング規制」で2点という僅差ながらも柏木選手にリードを許し、この段階でじわじわとその差が広がっていきます。もうひとりの佐藤選手も、 「小まわり・カービング規制」「総合滑降・総合斜面」 の2種目で、あと一歩、得点を伸ばし切ることができず、柏木選手の背中が徐々に小さく遠ざかっていきました。

 柏木選手は、午後の 「大まわり・カービング規制」 でも順調に281ptという得点を獲得して種目1位。こうして波に乗り切った感のあった柏木選手の驀進に、わずかな揺らぎが見えたのが 「小まわり・不整地」 でした。昨夜から数十cmの湿雪が降り積もった名木山大壁は、コース係員による整備と選手の試走が何回か繰り返された結果、浅めのコブが並ぶ斜面となりました。下から見て左側のラインは標準的なストロークのコブ、中央のラインは中間部でストロークが大きくなるコブが続き、そのストロークにリズムを上手く合わせ、落差を取りながら円く綺麗な弧をスピーディにつなげた選手が高得点を得ていたようです。男子としては3班目にこの種目を迎えた柏木選手は、もっとも難易度が高いと思われる中央のコブに身を躍らせます。雪面とのタッチを大切にしながらも、積極的に落差を求める滑りは徐々にスピードを増しますが、コブのストロークが大きくなる中間部でもそのリズムをキープし続けます。しかし、そのままゴールすれば、またもトップ得点だと思われた時、彼のスキーは瞬間的に予測しなかったであろう挙動を示し、わずかな乱れを生じさせました。ゴールに滑り込んだ柏木選手に出された得点は、277pt。すでにこの種目を終えていた宮下征樹選手がマークした281ptに4点及ぶことができません。その後、この種目を得意とする粟野利信選手が同点1位の281ptを獲得するなど、柏木選手にとって、この種目は13位という不本意なものに終わる結果となってしまいました。

 しかし、この失点も、ここまでに大きな得点差を積み重ねてきた柏木選手にとっては、まったく怖くはないもの。予選〜準決勝の8種目を終えて、2位の山田選手に19ptという大差をつけて、独走状態で決勝の残り2種目を迎えることになったのです。

 もうひとつの注目点である、予選で上位に躍進した選手たちの結果は、おおむね芳しくなかったと言える内容。予選5位の星和弘選手は、 「小まわり・不整地」 での280ptが利き、総合7位に踏みとどまっていますが、予選8位の松沢寿選手は総合13位へ、予選10位の水落亮太選手は総合19位へと順位を落としてしまいました。予定外に変わった競技進行とコース状況、そして、ジャッジマンが変わったことによる微妙な着眼点の変化が、この要因のひとつとも考えられますが、決勝2種目で、もう一度元気の良い滑りを見せてくれることに期待しましょう。

 女子戦線でも、予選1位の嶺村聖佳選手が、準決勝4種目中、3種目で1位、1種目で2位という好成績を挙げて独走態勢を固めています。2位グループを形成する中田良子選手と本間綾美選手につけた得点差は、20pt以上。女子の上位選手の顔ぶれが、予選終了段階とそれほど大きく変化していないことを考えると、決勝競技での女子戦線では、昨年に続く圧倒的なまで嶺村選手の強さが、どこまで続くのか。そして、彼女が、どこまで次元の高い滑りを見せてくれるのかという点にあると言えるでしょう。
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