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予選2日目の競技種目は、名木山ゲレンデ上部の急斜面、通称「名木山・大壁」と呼ばれる斜面での「小回り・急斜面・整地・フリー」と、名木山ゲレンデ下部に設けられた人工ウェーブを利用した「大回り・中斜面・人工ウェーブ」の2種目。天候は、雪とガスに見舞われた昨日とは打って変わり、空は綺麗に晴れ渡り、気温も徐々に上昇。その影響を受け、雪が軟らかく緩み、選手たちのスキーから微妙にスピードを奪う結果に。この思うようにスキーが滑っていかない雪のコンディションに対して、いかにうまく対応するかで、多くの選手が頭を悩ませていたようです。
「小回り・急斜面」が行われた名木山・大壁は、スタートから20メートル程度の20度ほどの中斜面が、急激に斜度を増して急斜面に落ち込んでいくというプロフィール。選手たちにとっての難易度は、基本的にそれほど高くないはずですが、この条件の中で、スキッド要素を洗練させたオーソドックスなタイプの滑りをするか、カービング要素の強いショートターンを表現していくかの選択は難しく、スタート前に頭を悩ませる選手も多かったようです。
この種目で男子のトップ得点となる277pt.を叩きだしたのは、持ち前の競技色の強いショーターンを前面に押し出してきた竹田征吾。スタート順も早く、荒れの少ないバーンに鋭いカービング・ショートターンを刻み、昨日からの好調ぶりを充分にアピールしていました。275ptで2位につけたのは、細かめの早いピッチのリズムの中で、シャープな弧を描いた柏木義之と能登恒のふたり。そして、274ptの種目4位に宮下征樹、猪又一之、藤井守之、渡辺一樹の4人が続きました。女子のトップは、263ptの嶺村聖佳と山田泰子のふたり。1点差の3位に本間綾美と山川純子が続いています。
2日間の予選競技が終了した段階での総合順位は、男子の1位が、各種目でまんべんなく高得点を積み重ねた柏木義之(1106 pt.)。3点差の2位に、ディフェンディング・チャンピオンの宮下征樹と今大会で好調の猪又一之のふたりが並んでいます。上位選手の得点差は、それほど大きく開いていないので、準決勝、決勝の6種目で、総合優勝の栄冠が誰の手に渡るのかを予測することは困難。1種目の取りこぼしが、結果に大きく影響を及ぼす展開になることが考えられます。
一方の女子では、予選4種目すべてでトップの得点をマークした嶺村聖佳が、2位に10点もの大差をつけて独走態勢を固めつつあります。2位の本間綾美、3位の山川純子らが、これからの競技で、どれだけ嶺村に迫ることができるのか、という点が注目されます。
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