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シンシンと振り続ける雪と時折コースを覆うガス。予選第1日目のコンディションはあいにくのものでしたが、大会役員らの懸命のコース作りの甲斐あって、競技は予定通り「小まわり・中斜面・人工ウェーブ・フリー」と「大まわり・総合斜面・フリー」の2種目が行なわれました。
しかし、この雪の影響で「大まわり・総合斜面」のローテーションが変更。同条件下でジャッジする方が望ましいとの理由で、女子2班が終わった時点で急遽女子1班が召集され、演技をすることになりました。その後、バーンコンディションを整えるため圧雪車が入り、その後、男子3班から男子競技が開始されました。このコース整備、ローテーションの変更などのため、予定よりも大幅に競技時間が遅れ、選手たちにも少し混乱がみられました。どのような状況下でも自分の演技ができるという点も、4日間と長きに渡る技術選のような大会では、非常に重要なポイントになってきます。とくにローテーション変更の影響の大きかったのは男子5班(「大まわり・総合斜面」は男子第1組、「小まわり・人工ウェーブ」は最終組)なのですが、同班の藤井守之選手は「小まわり・人工ウェーブ」で種目1位を獲得。今大会に向けての技術の充実ぶりはもちろんのこと、精神力などを含めた総合的な力の高さをもアピールしました。一気に順位を上げた昨年同様に、今年の技術選でも活躍が期待できそうです。
「大まわり・総合斜面」が行なわれたのは、ウスバゲレンデ。コース上に、6つの大きなウェーブがあり、カービング要素の高いロングターンを連続しながら、いかに的確にウェーブを処理できるかに難しさがある種目でした。男子では、ミドルターンぎみのリズム構成でスピーディな滑りを見せた竹田征吾選手が281pt.と高得点を叩出し、2位以下に大きくリードをつけました。種目2位につけたのは、279pt.の柏木義之選手、続いて3位に能登恒選手、伊東秀朗選手、佐藤久哉選手が同点で277pt.となっています。競技が進むにつれて斜面の荒れが目立つようになり、そんなコンディションの中でも高得点を挙げてきた3位グループの選手たちの調子は悪くないようです。女子選手では、嶺村聖佳が266pt.でトップ、264pt.の2位に本間綾美、263pt.の3位に佐伯幸が続いています。
「小まわり・人工ウェーブ」の斜面状況は、スタートからゴールの間に、約8mぐらいの間隔の横波が連続するというもの。このコース条件の中で、スキーと雪面とのコンタクトを確実に保ちつづけ、より現在のスキー板の性能を活かしたカービング要素の強いショートターンを見せた選手の滑りが高く評価されたようです。男子選手でトップの得点をマークしたのは、279pt.の藤井守之選手。一点差の2位に粟野利信選手、宮下征樹ら、優勝をめざす有力選手たちがならんでいます。また女子では、この種目でもキレのある攻撃的な滑りが冴え渡った嶺村聖佳選手が272pt.でトップを確保。予選初日を終えて、単独首位に立っています。
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