ヨーロッパを中心に新しいムーブメントのひとつとしてブレイクしている、レースとゲームを一体化させたような新感覚のスキーレース。スタートからゴールまでに、どれだけ遠くのブイをまわって多くの得点を加算し、しかも速いタイムでゴールすることができるかで順位が決定する。
『タイム÷ブイポイント (遠いほど得点は高い)×100』 という計算式でレースポイントは算出され、タイムだけではなく、どのラインどり(ブイ)を選ぶかによって順位が大きく変わる。つまり、直線的なラインを選んで速いタイムでゴールしても、遅くても遠まわりをしてブイポイントを稼いだほうが、総レースポイントは高いということがあるため、戦略がとても重要な鍵を握るゲーム性の高さが特徴だ。
99年には正式にFIS公認競技として承認され、以後、イベントとしての効果やレース運営の手軽さが受けてヨーロッパで急激に人気を高めていった。そのカービングカップが、昨シーズンはついに日本にも上陸。誰でも参加可能な『カービングカップ岩鞍オープン』と『全日本カービング選手権大会』の2大会が開催。このふたつの大会は総称して『ジャパン・カービングカップ』
と呼ばれ、多くの参加者と観客を集め、大いに盛り上がった。ちなみに、初代全日本カービング・チャンピオンには、男子はSAJデモの二瓶勝、女子は勝又歩美がそれぞれ輝いた。
 | どのブイを通るかは自由。ブイの得点(外にいけばいくほど高い)と、タイムをいかにバランスよくかせぐかが、ポイントだ | |  |
| スタイルは、ハンズフリー。深い内傾角をつくり、カービングターンを連続させていく |
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