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<ブーツ編>
■カント調整

 『カント (cant)』 とは、英語で 『斜面・傾斜』 という意味。鉄道でカントと言えば、『カーブで外側のレールが高くなっている』 ことを意味するのですが、スキー用語でのカントは、脚を正面から見たときの、左右の傾きのことを言います。一般的にO脚やX脚と呼ばれるものがそれです。そして、カント調整とは、この傾き・アンバランスを修正することす。現在、市販されているほとんどのスキーブーツには、こうしたカントを調整する機能が付いています。カントを調整する目的は、スキー板をフラットに踏めるようにすること。フラットにスキー板が踏めるようになれば、より的確な荷重が可能になり、効率の良いスキーができるようになるからです。たとえば、O脚の人がカント調整することなく、そのままでスキーをすると、必要以上に膝を内側に入れなくてはいけなくなり、無駄な動きが出てきてしまいやすいのです。また足裏をフラットに踏めないために、的確なエッジングもできないといった、マイナス要素が出てきます。したがって、適性なカントに調整することは、ブーツの性能をきちんと引き出すという意味でも、非常に重要なチューンナップのひとつと言えるでしょう。ブーツに標準装備されているカント調整機能を使えば、比較的、容易に適性のカントが獲得できるため、新しいブーツを購入したさいには、ショップの人にかならず見てもらうようにしましょう。

 

雑学辞典

 

※「21世紀スキー用語 雑学辞典」 は 『スキーセレクション2001』 に掲載されたものをweb版にしてお届けしています。


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