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アルペンスキーワールドカップ2006-2007

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田草川嘉雄の現地直送レポート

2005/06シーズン
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田草川嘉雄の現地直送レポート

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【Vol.05】
男子スラローム第6戦 (2007/01/28)  リザルト≫
 2日連続でキッツビューエルで行なわれた男子スラローム第6戦。前日の雪はやみ、ときおり太陽がのぞくまずまずのコンディションのなか、イェンス・ビグマルク (スウェーデン) が2連勝を果たした。2位はこれまた2日連続のマリオ・マット (オーストリア) で、タイム差はわずか100分の3秒。さらに100分の5秒差の3位には、マンフレッド・メルク (イタリア) が続いた。メルクにとっては3年ぶり2度目の表彰台である。

 レースは、1番スタートのジョルジオ・ロッカ(イタリア)の転倒から幕を開けた。しかし、ロッカを除く第1シードの選手は全員が無事ゴール。この段階でトップに立っていたのはマリオ・マットで、以下ライナー・シェーンフェルダー (オーストリア)、イェンス・ビグマルクと続く。12番スタートの佐々木は、スタート直後からリズムをつかめず、中間計時で早くも大きな遅れ。前日は急斜面で失敗したが、この日は緩斜面のストレート入り口でミス。一瞬で立て直したものの、ほとんどフラットな部分でのミスは些細なものでも命取りとなる。結局2日連続で1本目で敗退という屈辱の結果。長かった髪の毛をばっさりと剃りあげて臨んだ決意のレースも、残念ながら不発に終わった。

 レースはその後も動き、マットのベストタイムを19番スタート、同じオーストリアのマンフレッド・プランガーが上回り、さらに23番スタートのマンフレッド・メルクがそれを抜くというスリリングな展開。13位のアクセル・ルンド・スヴィンダール(ノルウェー)までがメルクから1秒以内にひしめき、30位のマルク・ジーニ (スイス) でさえも2秒02差と、非常にタイム差の詰まったレースとなった。

 2本目は、前日の勝者、イェンス・ビグマルクが爆発した。1本目0秒52遅れの5位に身を潜めていた彼は、2本目強烈なアタックをかけてトップに躍り出る。その後に滑った4選手がいずれも彼の合計タイムを上回ることができず、キッツビューエル2連勝を決めた。

「昨日は、あまり眠れなかった。優勝のお祝いもほどほどにしておいたし、興奮もしていなかったのだが、なぜか眠れなかったんだ」
「スタート前は今日の方がリラックスしていた。追いかける立場だったから気が楽だった」。

 ビグマルクがこの2日間で稼いだ賞金は134,000ユーロ (6,700ユーロ×2)。日本円に換算すると約2144万円に及ぶ。高速系中止によって1レースあたりの賞金が増えた今季のハーネンカム大会の恩恵をたっぷりと受けたわけである。

 2日連続2位のマットも同様に976万円の荒稼ぎ。100分の3秒差という僅差での2位に悔しくないか? との質問には

「今までもことを考えれば、何も不満はない。100分の3秒という差は、自分が勝利に限りなく近い位置にいるということの証明になるからだ」 と喜びを語った。

イェンス・ビグマルク
マンフレッド・メルク
2日連続優勝を果たしたイェンス・ビグマルク。ゼッケン34番からスタートした今季だったが、第6戦を終えた時点ではレッドビブ。種目別ランキングトップを走る存在に大ブレイクした 昨シーズンは背中の痛みのために不本意な滑りしかできなかったマンフレッド・メルクが3年ぶりの表彰台となる3位。大エース、ロッカの成績に陰りが見え始めたイタリアSLチームにとって、頼もしい男が帰ってきたといえるだろう
マリオ・マット  
調子を上げてきているマリオ・マットが2日連続で2位。優勝こそ手に届かなかったが、キッツビューヘルでの2連戦での活躍で2月の世界選手権代表の座は確定。メダル獲得へ向け意欲も充分だ
  
   
 写真=田草川嘉雄

ノースアメリカンカップ 男子スラローム第1戦※以下、さらに詳しいレポートを
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